コロナの期間に大切な人を
亡くした方へ

一人で悲しみと向き合うのではなく、
誰かと共に悲しみを分かち合うこと

大切な人の死を受け入れることは、どんな時でも難しいものです。

新型コロナウィルス感染症拡大が始まってから、間もなく1年の歳月が経ちますが
未だ収束の見通しが立たない状況が続いています。

大切な人を亡くした時に、普段でも自分の気持ちを整理することは簡単なことではありませんが
コロナ禍では、さらに困難なものとなっています

常にマスクをしていなくてはならない日常。
県をまたいで移動すること、多くの人が集まることに制限がかかっています。
大切な友人へのお見舞いや弔問が叶わない、ゆっくりと会食しながら話を聴いてもらうことも無理。
そして、何よりも今までのような葬儀を執り行えなかった方もいらっしゃると思います。

新型コロナ感染症が蔓延している状態は、今までに誰も経験したことがないものです。
このガイドブックは、大切な人が亡くなった原因が何であれ、
ご遺族が感じている今の気持ちや状態を理解して、必要な心のケアの助けとして活用していただきたい、
また、その人たちを支えるにはどうすればよいかと悩んでいる方の助けになりたい
という思いで作成いたしました。

このガイドブックは、
コロナ禍にで大切な人を
亡くしたときに体験することや
その方への支援についてまとめました。

  • グリーフとは?
  • トラウマを伴うコロナ禍での喪失体験
  • トラウマを伴ったグリーフを引き起こすきっかけ
  • あいまいな喪失
  • トラウマを伴うコロナ禍での喪失体験
  • 社会的にオープンにできないグリーフのリスク
  • 大切な人の終末期に一緒にいれなかったことによるグリーフ
  • 子どもとグリーフ
  • コロナ禍の下での葬儀とお別れの会
  • グリーフワークをしながら健康をサポートする上での10のポイント
  • 本ガイドは、Funeral Service Foundationが新型コロナウィルス感染症の世界的な
    感染拡大時に、NFDA(全米フューネラルディレクター協会)及び
    Remembering A Life.comと共同で作成された内容について、
    同団体に許可を得て、一般社団法人グリーフサポート研究所が翻訳し日本の文化や
    価値観に合わせて再編集したものです。
  • トラウマを伴うコロナ禍での喪失体験

ガイドブックのご利用方法

  • このガイドブックにあなたの言葉を添えて、大切な人を亡くした方に、手紙やメールで送ることができます。
  • 地域の葬儀社や病院、ホスピス、介護施設、お寺や教会、さらに地域貢献を行なっている法人の方に共有し、活用していただくことも可能です。
  • ダウンロードリンクを御社のホームページやSNSページを通じて共有してください。
  • ガイドブックを印刷発注いただき、必要な方に無料配布していただくことも可能です。

下記よりご希望のガイドブックをお選びください

eBook(電子書籍)

eBook閲覧用URLをお送りいたします。インターネットのブラウザ(ChromeやMicrosoft Edge)を使って、パソコンやタブレット端末、スマートフォンを使って読むことができます。

PDFデータ

PDFデータをダウンロードするためのURLをお送りいたします。インターネットの接続がない場所でも読むことができます。
ご自身で印刷をしたい方、SNSデシェアしたり、メールやLINEなどに添付して渡したい方向け。(但し、ダウンロードの際はインターネットに接続した状態で行ってください)

冊子(A4版)
専用フォームにてお申込みいただき、ガイドブックを印刷した冊子をお送りいたします。
お申込みには、発送手数料がかかります。(1冊330円税込)
お支払いは、銀行振込、又はクレジット決済をご利用いただけます。
英語版eBook
米国Funeral Service Foundationのサイトに移ります。(英語サイト)
スペイン語版eBook
米国Funeral Service Foundationのサイトに移ります。(英語サイト)
スペイン語版eBook
米国Funeral Service Foundationのサイトに移ります。(英語サイト)

コロナ禍において、大切な人を亡くした方を積極的に支援しているアラン・D・ウォルフェルト博士と、
このガイドブックの著者であるサラ・マーフィー博士に加え、
日本版ガイドブックの発行を承認してくださった、
フューネラル・サービス・ファンデーションに心より感謝いたします。

Funeral Service Foundationについて

Funeral Service Foundationは、1945年米国にて設立されました。
1997年より葬祭サービスを学ぶ人への奨学金の授与や、米国葬祭業界組織に対するサービスの支援や
助成を行っている、NFDA(全米フューネラルディレクター協会)の慈善団体です。

Dr. Alan Wolfelt(アラン・D・ウォルフェルト博士)について

本ガイドブック前書き著者
コロラド大学教授。米国におけるグリーフケアに関する教育の第一人者。
Center for Loss & Life Transition(米国コロラド州フォートコリンズ)を創設し、死別体験者の支援並びに支援する人の教育を提供しています。グリーフケアに関する書籍を多数出版されている著者でもあります。

 Sara Murphy, PhD(サラ・マーフィー博士)について

ガイドブック原作著者
米国ロードアイランド大学講師。「死生学とカウンセリング協会(ADEC)」の認定死生学者。
グリーフケアの専門家が所属する協会、学校、コミュニティグループのために、老いること、死、死別についての
ワークショップやセミナーを実施しています。

一般社団法人グリーフサポート研究所について

本ガイドブック日本版発行元

死別を始めとする喪失体験した人を包括的に支援する「グリーフサポート」の考え方の普及、
「日本のグリーフ」に関する研究、当事者並びに支援者の教育とその支援、推進を目的として
2018年7月に創設いたしました。

Dr. Alan Wolfelt(アラン・D・ウォルフェルト博士)について

本ガイドブック前書き著者
コロラド大学教授。米国におけるグリーフケアに関する教育の第一人者。
Center for Loss & Life Transition(米国コロラド州フォートコリンズ)を創設し、死別体験者の支援並びに支援する人の教育を提供しています。グリーフケアに関する書籍を多数出版されている著者でもあります。